村社 大森神社(朝来市和田山町白井)

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 大森神社
読 み おおもりじんじゃ
江戸時代は大杜大神宮
所在地 兵庫県朝来市和田山町白井1045
旧地名 但馬国朝来郡東河郷白井村
御祭神 宇摩志麻治命ウマシマヂノミコト
新良貴神社 稲飯命 『国司文書 但馬故事記』
例祭日 10月17日

社格等

近代社格制度 旧村社
創建   年代不詳 (斎衛2年・855 『国司文書 但馬故事記』)
本殿様式 流造

境内摂末社(祭神)

稲荷神社、他2社

一口メモ

国道9号線からは一本柳を北へ進み、県道104号線中学校前を北へ進み、県道273号線を東へしばらく進むとカーブ手前に見える。

歴史・由緒等

創立年月不詳
明治6年(1873)10月村社に列せられ昭和5年(1930)社殿を改築せり。

「兵庫県神社庁」

人皇53代淳和天皇天長5年春正月 天火明命八世の孫、大御日足尼命の裔、従八位下、津守宿祢子村を以て朝来大領に任じ、磯部首貞任を以て主政と為し、新良貴シラギ吉躬ノヨシミを以て主帳と為す。

人皇55代文徳天皇斎衛2年(855)秋7月 従八位下、津守宿祢子村はその祖大御日足尼命を山口丘に祀り、津守神社と申しまつる。
新良貴シラギ吉躬ノヨシミはその祖、稲飯命*1を刀我邑に祀り、新良貴シラギ神社と申しまつる。

『国司文書 但馬故事記』第二巻・朝来郡故事記

*1 稲飯命 鵜草葺不合ウガヤフキアエズ命の御子。『古事記』では、鵜草葺不合ウガヤフキアエズ命は玉依姫と結婚し、五瀬命(いつせ)、稲飯命(いなひ)、御毛沼命(みけぬ)、若御毛沼命(わかみけぬ)の四子をもうけた。天日槍アメノヒボコ命は稲飯命の五世孫にあたる。『国司文書 但馬故事記』では、稲飯命は漂流し新羅に上り、国王となる。末の若御毛沼命は後の神武天皇となる。饒速日命の子、宇麻志摩遅命(同社は宇摩志麻治命と書す)は、父の宇麻志摩遅命に勧めて長髄彦を斬り、若御毛沼命に降る。中州ことごとく平らぐ。

境内・社叢

  
御神門                      境内


手水鉢

   
狛犬

  
拝殿                       本殿

  
本殿右手境内社                  稲荷神社


境内左手の境内社

 

地名・地誌

『国司文書 但馬郷名記抄』
新良貴シラキ(白井)
新良貴臣在住の地なり。故に新良貴神社あり。稲飯命を祀る。

地 図

兵庫県朝来市和田山町白井1045

交通アクセス・周辺情報

ホームページ

参 考

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